イラストちいさな島 おおきな春
僕らの生活は配達されてくる


5キロの島で運ばれるものについて
小さな島の配達人、宇佐川さん
――新生活の“はじまり”を運ぶ日々
春の新生活シーズンを迎え、島内では引越しや荷物の往来が増えている。
そんな中、1周わずか5kmの小さな島で運送業を営むのが、うさぎの宇佐川さんだ。
ハンコは肉球。配送の合間にはクロネコの友人と情報交換をすることもあるという。
日々の仕事は変わらないが、春は少しだけ特別だ。
運ぶのは荷物だけではない。
新しい暮らし、はじめての部屋、まだ名前のない日常。
宇佐川さんはそれらすべてを静かに届けている。
今日もまた、誰かの「はじまり」が島のどこかへと運ばれていく。
次回
「お引越しも 宇佐川急便で」
WRITER
宇佐川うさぎ(フリー)
ウサギの宇佐川(うさがわ)さん。フリージャーナリスト。本職は島のみんなに荷物を届ける宇佐川急便。クロネコも友達。